実力通りの力を発揮する大切さ
昨年受験を終えてみて、試験の時に一番大切なものは何だったのか?をふと考えた時がありました。
皆さんそれぞれの結果があるでしょうから結果次第でそれぞれ感じることは違うと思います。
我が家は何が一番大切だったと思うか?と問われれば、
「いかに試験当日にいつも通りの実力を発揮できるか」
につきます。
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長男の受験校
1/17 市川高等学校
1/18 昭和秀英高等学校
1/19 渋谷幕張高等学校
2/7 慶應志木高等学校
2/10 慶應義塾高等学校
2/12 県立千葉高校(前期・1日目)
2/13 慶應義塾(2次) or 県立千葉高校(前期・2日目)
このようなスケジュールになっていました。
千葉県在住なので上位私立に併願確約のようなものがありません。
ですので、長男は併願確約を取らずに入試に挑みました。
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市川受験の入試初日。
朝出発前から長男の様子は明らかにいつもと違っていました。極度の緊張状態でした。それは見てわかる程でした。そして、試験でいつも通りの力が発揮できず試験終了。
翌日の昭和秀英でも前日の悪い状態を引きずったままミスの連発をした様です。
精神的にも参っていたのでしょう。お弁当もほとんど手をつけていませんでした。
今思えばもっと楽に合格できる高校を1校受験させてあげれば良かったかなと思います。
入試という人生初の経験で、緊張で普段の実力が発揮できない事もある。
しかし、ここまでは想定していませんでした。
合格発表
1/19 市川高等学校:不合格
1/20 昭和秀英高等学校:不合格
1/21 渋谷幕張高等学校:不合格
愕然としました。
通常の模試の結果や過去問の出来等から考えると、昭和秀英と市川はまず大丈夫だろうと考えていました。
昭和秀英の過去問は5科目中、1科目抜いて4科目だけの合計でも合格最低点に常に届いていました。
市川も過去問は合格点を取れていたので大丈夫だろうと。
渋幕は過去問で取れていませんでしたので、もともと厳しいと思っていました。
結果はまさかの3連敗。
しかも残るは早慶と県立千葉だけどいう状況になってしまいました。
そこから慌ててまだ間に合う高校を調べました。昭和秀英と市川は後期試験がありましたので受験することに決定。
そして当初予定に無かった立教新座に慌てて出願しました。
追加受験
2/1 立教新座
2/5 市川(後期)
2/6 昭和秀英(後期)
思いもしなかった2/7の慶應志木も含めて3日連続試験となってしまいました。
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1/21に3連敗が決まってしまった後の2/1の立教新座までの期間、今思い返しても辛くなるほどとてもとても辛い日々でした。
長男は平静を装っていましたがやはり元気がないように見えました。担任の先生からも電話があり、学校でもいつもより元気が無いと。
周りの友達は滑り止めを最低1校は合格もらっている状況。
長男は今どれほど辛いのかと思うと涙が溢れて来ました。
とにかく家族で励まし合いました。
でも人には会いたく無かった。
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そんな状況の中でも長男は淡々と慶應志木と慶應義塾の過去問をこなしていきました。
慶應志木は合格者平均点が公表されていますが、近い点数が取れたり、年によっては合格者平均点を超える年も出てきました。
公表されているのは合格者平均ですので、実際の合格者最低点はもっと低いです。合格者平均に届いてなくても近い点数が取れれば大丈夫です。
私は長男にとにかく過去問をこなす様に指示して、入試前日までひたすら過去問をこなすスケジュールを立てて点数を申告させて管理しました。
こうして2/1の立教新座の試験日を迎えたのでした。
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続きます。